卵巣に腫れが見つかったのが20代の時、今の私は30代です。
歳と共に成長した卵巣の腫れorz
医師に教えてもらった『茎捻転』について、私なりに調べてまとめました。
参考にご覧下さい。
皮様のう腫で恐いのは茎捻転、まずは婦人科で診察を
卵巣のう腫で注意すべき事として、
合併症のひとつに『茎捻転(けいねんてん)』があります。
医師曰く、これは相当痛いらしい(ノД`)
茎捻転を防ぐにはどうすべきか、まとめました('ω')ノ
卵巣の腫れについて色々知りたいという方は、
こちらの投稿をどうぞ☆
卵巣に腫れ:皮様のう腫・卵巣のう腫は女性に起こる原因不明の病気。
卵巣のう腫にも色々種類があるそうです。
私は皮様のう腫でした。
それ以外のものは医者じゃないので分かりませんねん。
なので、茎捻転について、皮様のう腫の場合でお話しますが、
その他でも参考になる部分もあると思います。
このまま読んでみて下さい^_^
茎捻転が起こるメカニズムを考える、卵巣の皮様のう腫
まず、卵巣というものは、子宮の両サイドにあります。
右と左にそれぞれあります。
一つの卵巣の左右には「じん帯」があります。
じん帯の片方は骨盤、もう片方は子宮に、
ぶら下がる様にくっついています。
ペンダント付のネックレスみたいなイメージ(´ε` )
小さいペンダントが付いたネックレスはそんなひっくり返りませんが、
大きいペンダントを首からぶら下げていると…
ペンダントは時々捻れたり、ひっくり返ったりしませんか?
それと同様に、
卵巣が小さい時は殆どひっくり返らないけど、
腫瘍が出来て卵巣のサイズが大きくなってしまうと、
ひっくり返ってしまう事があります。
これが『茎捻転』です('ω')
①は元々の卵巣をイメージしています。
②は卵巣部分に腫瘍ができて大きくなったイメージ。
そして紐(じん帯)の部分が引っ張られて細く長くなり、
くるっと捻れてしまいました。
それにつられて、卵巣も180度回転してしまっている様子。
茎捻転を起こすと激しく痛むそうです。
どれくらい痛いのか?
ですが、「盲腸と間違うくらい」とか。
なんとなく分かりそうな、分からんような(笑)
皮様のう腫=成熟嚢胞性奇形腫が大きくても捻れない人もいて、
なぜ茎捻転になるのか(捻れるキッカケ)は分かりません。
皮様のう腫もそうですが、原因不明な病気って結構ありますよね(^_^;)
いつ何時激しい痛みが来るかとドキドキするやんけ…。
皮様のう腫は若い女性(10代~20代)に比較的に起こりやすい病気で、
それに伴い、茎捻転も起きやすいようです。
婦人科の病気は30代からというイメージですが、
皮様のう腫や茎捻転は10代・20代女性にも多い病気です。
20代までに出来てしまっていた皮様のう腫が、
30代頃に大きくなってきて手術する、という事もあるでしょう。
私がまさにこのパターンです。
皮様のう腫の原因は分かっていません。
ただ、女性ホルモンが影響していそうであれば、
より若い女性ほど、気をつけないといけません。
気になる事があったら婦人科で相談しましょう(*´∀`*)
茎捻転を起こすと身体はどうなるのか、痛みや症状は?
茎捻転を起こすと、とりあえず痛いらしい。
私はなった事が無いから分からないです。
立っていられない位の下腹部の痛みがあったら、すぐ病院へ。
ショック状態になる事もあるとか。
自分で動けない時は救急を呼ぶそうです、それ位痛いらしい。
前述のとおり、茎捻転の症状は、盲腸と間違われる事があるそうです。
救急で運ばれた時は、ご自身の卵巣に腫れがある場合、
その旨を救急隊員や医師に必ず伝えましょう。
緊急手術になるかも(´ε` )
上に載せた図のように、
茎捻転はじん帯の部分がくるっと捻れてしまうんですね。
じん帯には血管が通っています。
血管が圧迫されてしまうと、卵巣への血流が滞ります。
これは本当に大変ですね。
参照:
卵巣腫瘍捻転のCT,MRI画像診断-卵巣腫瘍茎捻転
http://xn--o1qq22cjlllou16giuj.jp/archives/5171
妊娠中の女性が卵巣の茎捻転を起こしたらどうなるのか
皮様のう腫の原因は分かっていません。
不妊症であっても、妊娠中の女性であっても、
皮様のう腫ができてしまう事があります。
ますます原因がよく分かりませんね(・・;
普段、若い女性は特に、あまり婦人科へ行かない事が多いでしょう。
行くとしたら、妊娠した時などでしょうか。
その時に、卵巣に腫れがある事に気付く場合もあるそうです。
妊娠中に、
茎捻転を起こすレベルの大きさの皮様のう腫がもし、見つかったら。
どうすれば良いのでしょうか?
答えは、結構厄介である、です。
妊娠中の卵巣のう腫や茎捻転の手術について
基本的にはなるべく妊娠中の手術は避けられると思います。
しかし、前述の通り、
茎捻転は非常に激しい痛みを伴うものです。
放置できない場合もあります。
皮様のう腫の大きさが5センチ程になれば、
妊娠中でも手術をする事となりそうです。
妊娠初期は赤ちゃんへの影響や流産の可能性を考え、
麻酔を使った手術はできません。
妊娠していない場合、
皮様のう腫の外科手術は全身麻酔による腹腔鏡手術が一般的。
(開腹手術もあります)
しかし妊娠初期はこの手術はできません(・.・;)
また、お腹の大きくなる妊娠後期は、
卵巣が奥に入ってしまうので手術しにくくなります。
また、お腹が大きくなるにつれ、卵巣が引っ張られやすくなる為に、
より茎捻転を起こしやすくなるそうです。
よって、妊娠中に手術をするとしたら、妊娠14週~16週頃だそうです。
医師と相談して、医師の判断に従うのが良いかと思われます。
腹腔鏡手術はできません。
開腹手術になるかと思います。
こう考えると出来ることなら、
妊娠前に茎捻転を起こしそうな皮様のう腫は、取っておく方が良さそう。
普段から、婦人科で検診を受けておくと安心ですね(^_^)
茎捻転を起こす前に、めっちゃ痛い思いをする前に、
身体の状態が安定した時期に、
皮様のう腫を取る手術するのが良いでしょう。
参照:
若い世代に多い、卵巣のう腫
https://www.pluswellness.com/pluscolumn/detail.php?column_id=26
茎捻転を起こす前に婦人科手術で皮様のう腫を取る
皮様のう腫だけをとれば、卵巣はもちろん残せます。
それは子宮や卵管、卵巣の状態を見て、
どうするべきなのかを医師に判断してもらいましょう。
また、妊娠希望であったり、閉経前の女性であれば、
できるだけ卵巣は残すようにすると思いますよ。
卵巣には女性ホルモンを出す役割があります。
どうやらこれが皮様のう腫の原因になっているのでは?
と言われています。
なので、再発を防ぐ為にも、
いっそ卵巣を取ってしまいたい気持ちになります。
一方、女性ホルモンを出す事で
女性が心身のバランスを保っているのも事実。
卵巣は大切な器官です。
医師が残す方向で話している時は、
そのアドバイスを受け入れるのも良いかと思います。
卵巣を残す手術をしようと思っていても、
皮様のう腫と卵巣が癒着していて、
皮様のう腫だけを取れない場合もあるかもしれない。
その時は、卵巣も取る事となる…かもしれません。
茎捻転を起こす恐れがある以上、仕方ないのかなぁ。
卵巣って2つありますよね。
1つ取った場合、
もう片方の卵巣が今まで以上によく働くようになるそうです。
つまり、生理は普通に毎月来るようになるとか。
人間の身体とは不思議なものですなぁ(*´ω`*)
さて。また長くなってしまった!
皮様のう腫手術や入院についての話はまた後日('ω')ノ
UPしました☆
卵巣のう腫手術で入院中…皮様のう腫・卵巣腫瘍、婦人科病棟でのんびり休養。
皮様のう腫の手術、卵巣の腫れとお別れ。緊張の手術室、コワイ…【前編】
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